ゆいるについて

ゆいるについて

About

名前の由来

「湯いる」
いつでも湯に入りに来て下さい、と歓迎を込めて。

「結いる」
4代に渡り繋いできたバトンがこれからも結ぶように、人と人との縁を結ぶ湯への想いを込めて。

「弓射る」
昔の銭湯が「湯入る」を「弓射る」とした洒落た看板を出していた事から、お客様の心を弓射る、射とめるの意味を込めて。

温泉のこだわり

 

銭湯朝日湯時代からお湯の質にこだわって営業してきました。 先代の父が湯の質にこだわっている姿勢を見て、その頃から究極は温泉だな、と。 家風呂が普及した現在では、水道水沸かし湯では付加価値が弱い。 わざわざ外風呂に入りに行く理由にはならないのでは?と思っていました。  

温泉は銭湯朝日湯時代に営業しながら裏の敷地で掘削しました。 大きなやぐらを建て温泉掘削中の垂れ幕をかけ、8か月位かかりました。 温泉が出たときは本当に嬉しかったです。 TV取材でホースから出てくる汲み上げた温泉に先代と入浴する場面があり、青空の下初めての温泉は含んだガスのせいでシュワシュワ、ピリピリしていて、それがとても効能がありそうで嬉しかったのを今でも鮮明に覚えています。  

温泉掘削に挑戦する時、目指したのは成分の濃い本物の温泉。 その為には深く掘削する必要があり、時間と費用がとてもかかりました。 一方で成分が温泉基準値をクリアすれば温泉とうたえるので、そこまで費用をかけない方法もありましたが、私達は圧倒的な本物の濃い温泉を目指して掘削することにしました。  

温泉掘削に伴う許可申請なども1000m以上の大深度掘削は川崎区では初でしたので前例が無く、いろいろ大変でした。 温泉成分が濃い事は泉質としては素晴らしいが、運営管理するとなると非常に費用と手間のかかる難しい温泉でした。  

この源泉はアンモニア成分が多い為、消毒のための次亜塩素酸も効かない泉質でした。その為、ゆいるは温泉、井水ともにモノクロラミン消毒を採用しています。このモノクロラミンも川崎では前例がなかった為、許可がなかなかおりず大変でした。 こちらの最大の特徴は塩素臭くない事です。次亜塩素酸と比べてコストはかかりますが、塩素臭くならないので次世代の消毒方法だと思います。  

ゆいるは温泉浴槽がぬるめと熱めに分かれていますが、一台のろ過機で温度差を作り運転しています。 これも前例が無くなかなか許可がおりませんでした。その為、ぬるめと熱めを仕切る壁に穴があいてます。 季節によって変わりますが、二つの浴槽に2~3℃しか温度差がないのはその為です。本当はもっと温度差をつけたいのですが、現状の設備では出来ませんので今後の課題です。  

ぬる湯の非加熱源泉かけ流しはタイマー制御で定期的にかけ流しています。 それも温度差を維持するうえで欠かせないイベントとなってます。 冬場などは、非加熱なので冷たい源泉がいきなり吐水口から吐き出される光景に驚くお客様がいる、という変わった施設です。  

実は当初の計画ではぬる湯の炭酸泉側一面を寝湯で設計していましたが、実際に浴槽が出来上がった状態で見てみるとコロナ禍の事もあり、寝湯をやめて浴槽を広げた方が広々としてていい、と感じたので寝湯を作る直前に現場監督に計画変更のお願いをして寝湯プランをやめた、という無茶な事もしています。  

ゆいるはサウナに力を入れていますが、一番のこだわりはこの源泉にあります。

サウナのこだわり

木材壁、TV無しの暗め、低い天井でロウリュが出来る事にこだわり、設計されたサウナ室。

パフォーマンススペースを最大限広く取り、プロジェクターやライトを設置してショーアウフグースに対応。 アウフギーサーが思いっきりタオルを振ったり飛ばしたり出来るように、こちらはやや天井が高くなってます。その為、体感温度がマイルドに感じるかもしれませんが、アウフグースの時にはしっかり熱くなるように調整しています。

極上のサウナ体験でととのっていただきたい為、一人用サウナマットを設置しております。

アウフグースについてもうちわを使わず、タオルでの扇ぎを基本スタイルとしてます。その為、スタッフは日々技術の習得、向上に取り組んでおります。また、ゆいるではスタッフの個性による違いを表現した方が面白い、という考えからアウフグースの構成はスタッフ本人に任せています。音楽や使用アロマも毎回違います。担当スタッフによるアウフグースの違いや成長もお楽しみください。

また、アウフグース時以外でもプロジェクターからの映像や、オートロウリュを定期的に発動しておりますのでお楽しみください。


クーポン


予約


求人案内